IPM防除とは、
まず管理対象となる施設の検査を徹底的に行い、ネズミが集中して発生する場所や、活動する状況を特定します。
そして、その特定された箇所に対して、継続的に監視を行います。
その施設内のどこに問題があり、何故ねずみが発生するのか、原因を突き止めていきます。
こうして得られた監視結果をもとに、防除を行うための対策を行い、対策を行う前と後の変化を確認し、その状況に対して更に改善策を作成します。
今までの防除は、害虫による被害など具体的な問題が発生した際に薬剤を散布する等の「防除」が主体でしたが、現在の歯舌衛生南里の現場では、薬剤で部分的な管理を行う「防除」ではなく、施設全体の衛生面を管理していく「IPM防除」が行われるようになってきています。